サバイバルで生き抜くために
最近は昆虫食に興味がある。
小さい頃はおばあちゃんの家でよく蜂の子ご飯を食べていた。
1度だけイナゴの佃煮も食べた記憶がある。
だから昆虫を食べることに関してはそんなに抵抗がない。と思う。
そんな僕が今日読んでたのがこれ。
虫の味 | |
篠永 哲 林 晃史 八坂書房 2006-11 by G-Tools |
昆虫食についての著者の実体験が、虫ごとに綴られている。
ユスリカのふりかけご飯とか、ミノムシのバター炒めとか。
全体的にバター炒めが多かったかな。
虫食に興味があるひとには割とおすすめできると思う。
でも、ちょっと虫漢方に関する蘊蓄が多かったかな?
『薬局』って月刊誌に連載されてたものだからしょうがないけど。
もっと調理方法とか捕まえ方とか、そういったことが書いた本が読みたかったかも。
でもそもそも昆虫食の本があんまりない気がする。
少なくとも地元の図書館では見つかんない。
昆虫もいいけど、蛇も食べてみたい。
噂によると、少し臭いけど鶏肉と魚肉の中間のような味らしい。
今日大学の友達と、蛇を見つけたら捕まえて一緒に食べる約束をしてきた。
図書館で爬虫類図鑑を借りてきたから、毒蛇っぽいのには注意できそう。
図鑑に調理方法とか載ってたらいのにな。
今日の1冊
これだけは知っておきたいサバイバル術マル食入門―金欠サバイバルからレンジャー部隊の生存自活訓練までどんな状況でも食いつなぐための実践術 (Outdoor21Books) | |
鈴木 アキラ 山と溪谷社 2004-01-01 by G-Tools |
今日買ってきたよ。
まだ読み終わってないけど。
今まで僕が読んできた本は、『SASサバイバルハンドブック』だの、『日本のキノコ』だの、基本的なアウトドアテクニックとは少し距離があった気がする。
だから今回はこの本で、少し基本的なことも学んでいけたらいいと思ってるよ。
ざっと見た感じ面白そう。
サバイバルのレベルに応じて項目が分けられている。
月末給料日前の金欠をどう乗り切るかまで書いてある。
なるほど、これもサバイバルか。
嬉しかったのが、アウトドアでのお米の炊き方が載っていたこと。
外にまで炊飯器持っていくわけにはいかないしね。
竹でお米炊けるのは知ってたけど、まさか空き缶でも炊けるなんて。
川辺とかに行って試してみたくなるね。
あとは、『食』っていうテーマに重点をおいた内容になってるから、読んでいるとお腹が空く。
僕はある資格の勉強をしているのだけど、勉強しているとお腹が空く。
でもお腹を満たすと眠くなるし、正直食べている時間も惜しい。
試験も近いしね。
いつもは小腹が空いたらウィダーinゼリーとかで補充するんだけど、最近はそれを行動食で代用できないかな?と思い始めた。
最近目を付けてるのがこれ。ザバス。
ザバスエナジーアップタブ 150粒 | |
明治製菓 売り上げランキング : 976 by G-Tools |
舐めてるだけでエネルギー補充でき、しかも空腹感も満たされるらしい。
今度スギ薬局で探してみよう。
自分がしたいこと
アウトドアに興味があるっていっても、結局僕は何がしたいんだろうって考えたよ。
キャンプだってアウトドアだし、登山、スキーだってアウトドアだよね。
結局外で遊ぶのは全部アウトドア。
少し定義が広い。
その中でも方向性を決めないと、何していいか分かんなくなるよね。
今まで色々本を読んできたけど、僕が読んだ本は「サバイバル」っていうジャンルに偏ってる。
もちろんそれに興味があって借りたり買ったりしてるんだけど。
これってやっぱり僕が目指してるのはサバイバルなんだろうなって思ったよ。
だから僕は、「最小限の装備で山や川の近くで2〜3日過ごす」って感じのアウトドアがいい。
最初は荷物多くなると思うけど、だんだんと減らしていって、最終的にはテントと寝袋とナイフ1本とかで(完全にベアさんの影響だけど)生活する体験ができたらいいなって思う。
こういうのってアウトドアのジャンルとしてキャンプってのに含まれるのかな?
それともサバイバル?
今日の1冊
おいしく食べる山菜・野草―採り方・食べ方・効能がわかる (別冊家庭画報) | |
高野 昭人 世界文化社 2006-03 by G-Tools |
けっこう多くの、そして身近な山菜・野草の、採り方・食べ方・効能が書かれている。
もちろん下ごしらえについても丁寧に紹介してあるし、似ている毒草との見分け方なんてのもある。
画像も多くて、僕が知っている野草調理の本の中では1番見やすいのではないかな?って思うよ。
ザバスwww
薬局でザバス探してきたけど、ブドウ糖が入った奴がなかったよ。
プロテイン入りならあったんだけど、別に筋肉つけたいわけじゃないし。
だから代わりにこれ買ってきたよ。
ぶどう糖 ボトル入 135g | |
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地元の薬局に2個だけ残ってたから買い占めてきた!
愛知県が製造元ってのもいいよね。
中に固形のブドウ糖がいくつも入ってたよ。
味は甘すぎなくてあっさりって感じかな。
明日から勉強の合間に食べてみるよ。
効果の程はまた報告しようかな。
今日はこの本を読んでたよ。
レスキュー・ハンドブック | |
藤原 尚雄 羽根田 治 山と溪谷社 2002-04-01 by G-Tools |
備えあれば憂いなしって感じ?
もちろん通常のファーストエイドのことも多く記載されてるけど、僕はキャンプ場周辺とか山川とかでの危険にどう対処するかって項目に惹かれて買ったよ。
知識があれば急な事態で混乱しないで済むかな?
まだ読み終わってないけど、この本で得た知識が役に立つといいね。
でも役に立たないほうがいいかな?
やっぱり無事が1番だよね。
テント
見て惚れた。
Coleman(コールマン) タビト X/2 170T14350J | |
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Coleman(コールマン) タビト X/2 170T14350J Amazonで24,717円なり。
使い勝手も悪くなさそう。
耐水性もいいみたい。
一応2人用だから、もし彼女ができて2人でキャンプ行こうってなっても大丈夫だね。
でも彼女、虫とか食べてくれるかなぁ。
kにふぇ
以前ナイフをネットで注文したんだけど、海外製のナイフはお取り寄せになるんだね。
注文後お金を振りこんでまだかまだかと待っていたら、今日「お届けは1ヶ月後です」ってメールが。
早くナイフ使う練習したかったのう。
でもそのお店、在庫がなかったときは粗品と一緒に商品を送ってくれるんだって。
何かな?
ちょっと楽しみだったり。
今日買った本はこれ。
キャンプの基本がすべてわかる本 (趣味の教科書) | |
フィールドライフ編集部 エイ出版社 2008-03-06 by G-Tools |
1冊ですべて分かっちゃうってすごくない?
本当に基本的なキャンプの持ち物についてとか、必要最低限のキャンプ中の活動とかに焦点を当てて解説してるよ。
写真がすごく多くてわかりやすい。
あと何気に最後の方のページに書いてある持ち物リストが参考になったよ。
キャンプに何が必要なのか正直良くわかんなかったし。
なんかイメージ湧いてきた。
MFS
アウトドアに詳しい人ならファイアスターターは知ってるよね。
いわゆる、現代版火打石ってやつ。
ベアさんが使ってるの見て欲しくなったよ。
でもAmazonでも売ってないし、地元のアウトドアショップでも全然見ない。
諦めかけてたけど、売ってるお店見つけたよ。
大安屋&ジ・エッジってお店。
ここにはナイフもいっぱい売ってるよ。
フォールディングナイフ注文しちゃった。
早く届くといいな。
で、話がそれたけど、実はファイアスターターの仲間で、マグネシウムファイアスターターってのがある。
これも知ってたかな?
ベアさんの番組見てる人はわかると思うけど、普通のファイアスターターって、ほーんの少しでも火口が湿ってたり湿度が高かったりすると全然つかないんだよね。
マグネシウムは燃えやすい金属らしく、これをナイフで削ってやって火花を散らせば、一気に大きな燃焼を得られるんだって。
ごめんね、僕文系だったから間違ってるとこがあるかも。
んで、この商品も実は上のお店で買える。
ぜひ行ってみて。
セールとかもやってるし。
今日僕は、①フォールディングナイフ ②パラコード ③ファイアスターター ④マグネシウムファイアスターター を注文したよ。
パラコードを注文したのは、ロープワークの練習をしたかったから。
いろんな結び方あるもんね。
次に買う本はロープワークに関する本かなー。
今日の注文、早く届くといいな。
やだこれかっこいい・・・///
サバイバルっていうくらいだから、やっぱり格好にこだわりたいよね。
そしてサバイバルといったら迷彩服だよね。
SASの迷彩服探したけどなかったよ。
この服着てれば虫とか食べてても許される、そんな気がする。
正直購入しようか迷ってる。
上下で10,000円ならそんなに大きい出費じゃないかな。
こういうのBDUっていうらしいんだけど、サバゲーやる人がよく着てるよね。
サバゲーやる人のHPに書いてあったけど、こういう服はまだ世間では認められていないから、この服で街中をうろつくのは良くないらしい。
もしこれで山林とか河原に行くなら、到着するまでは上に何かを羽織っておかないといけないね。
今回この商品を見つけたのはこのサイト。
『楯桜』さん。
上の商品に関しては、無料で胸のところにマジックテープをつけてくれるらしい。
マジックテープなんて何でいるのかな?って思ったら。
こういうことか!(画像サイトから勝手に持ってきました、すいません。)
でもこれなら自分でも付けれそうだよね。
自分で付けたほうが、必要な分だけ付けれるからいいかも?とか思ったり。
でも何も付けないより、胸に[サバイバル部]とか付けとけば、何となく理解を得られそうだよね。
というか先にテントとか寝袋買うべきだね。
さてお金が足りないぞ。
前のテント
以前記事にした『コールマンツーリングテント1〜2人用/タビトX2』が新品でヤフオクに出てたよ!
Coleman(コールマン) タビト X/2 170T14350J | |
Coleman(コールマン) 2009-03-02 売り上げランキング : 11848 by G-Tools |
なんと18,000円即決。
定価30,000円くらいで、1番安いAmazonでも24,000円くらいだからこれってお得じゃない?
ってことで落札してみたよ。
個人の出品だけど、きっと信頼できる!
アウトドア派に悪い人はあんまりいないのさー。
買い物するとテンションが上がるよー。
これで一歩アウトドアに近づいたかな。
今日の1冊
ポケット図鑑 日本のキノコ262 | |
柳沢 まきよし 文一総合出版 2009-09-14 by G-Tools |
サバイバルな状況では、食料の調達も現地で行う必要がある。
水なんかは水源が近ければ、濾過、煮沸消毒、蒸留によって得ることができるけど、食料はそう簡単にはいかない。
植物やキノコの中には一口で死に直結するものもあり、植物、キノコの同定(種類を識別すること)が出来るか否かは生死に関わる。
ちょっと硬い文章になっちゃったね。
例え図鑑なんか持っててもキノコについては素人は手を出すなって言われるよね。
毒キノコって結構地味で、食菌にそっくりなやつもあるし。
プロが間違えることだってあるんだから、素人はもっと間違えるんだよ。
でもさ、フィールドワークに出たときに、見つけたキノコがなんなのか図鑑で確認したかったりするよね。
上の図鑑なら、すごくコンパクトだから持ち歩いても荷物にならない。
最初は、262種類しか載ってなくてちょっと物足りないかな?って思ったけど、代表的なものは載ってるし、海外のキノコなんて知ってもしょうがないよね。
少なくとも僕は海外のキノコにはまだ手を出してないなぁ。
そしてこの図鑑のいいところは、ヒダの写真とか、カサ・柄の断面写真が載ってるということ!
キノコの同定に役立つ、カサ、管孔、柄、味、臭い、変色性、などが詳しく書いてあるよ。
上の図鑑には載ってないぞ!もっと詳しく知りたい!なんて人は、これを買おう。
きのこ (新装版山溪フィールドブックス) | |
本郷 次雄 伊沢 正名 上田 俊穂 山と溪谷社 2006-05-01 by G-Tools |
きのこ1068種類が掲載されているよ。
でも、各キノコにつき写真1枚だから、これは同定には役立たないかも。
やっぱり同定するなら『日本のキノコ262』をおすすめするよ!
サバイバル妄想術
サバイバルは誰しもが憧れると思うんだよね。
男の子なら尚更。
大抵の男は中学から高校にかけて、学校にテロリストが攻めてきたらどうするかとか、無人島で好きなこと2人きりになったらどうするかとか、そういう妄想をする。
主に授業中や寝る前にする。
そういうもんだ。
僕の中ではそれがサバイバルなわけで、でももうすぐそれが実現しそうっていう現実にかなりわくわくしている。
大学生になっても僕の妄想は止まらない。
最近の妄想のネタはこれ。
SASサバイバル・マニュアル | |
バリー デイヴィス Barry Davies 原書房 1997-06 by G-Tools |
他のサバイバル書は、〇〇に不時着したら、とか、〇〇で遭難したら、とかそんなんばっかだけど、この本には他にはない項目がある。
それは、『捕獲されたら』。
つまり、捕虜になったらどうするかってことが載ってるんだね。
どうやって逃亡・脱出を図るのかとか、どうやって追跡犬を撒くかとかそういったことが書いてある。
これ妄想にぴったりだよね。
正直一般市民の僕たちがこの平和な、平和ボケした世の中で捕虜になるなんてことはあんまり考えられない。
でもこの本で多少なりとも知識を身につけておけば、誘拐された時とか拉致されたときに、多少なりともアクションを起こせるかもしれない。
そう考えると、すごく物語が広がるよね。
僕はこれを中学生に読んでほしいな。
将来有望な妄想者が誕生すること間違いないね。
でも書いてあるのは捕虜のことだけじゃないよ。
多くのサバイバル本で語られている、水や食料の得方、シェルターについて、火起こしについて、あと護身術についてなんていう項目もある。
ボリュームはかなりあるけど、日本のサバイバル本を読み飽きたって人には本当にオススメ。
ただ、元SAS隊員の方が書いているから、日本では適用できないのも多少ある・・・かな?
でも知識は付くしね。
やっぱりオススメ!
日本のキノコ262
『日本のキノコ262』について改めて紹介したい。
ポケット図鑑 日本のキノコ262 | |
柳沢 まきよし 文一総合出版 2009-09-14 by G-Tools |
目次
1.キノコ識別の手順
2.本書の使い方
3.図鑑
4.キノコの採りかたと見つけ方かた
5.山採りキノコの簡単料理
6.索引
この図鑑は日本の代表的なキノコ262種類を紹介している。
この図鑑が他と比べて優れているのは、キノコを識別(同定)することを目的として書かれているということ。
262種類ということで、一見他の図鑑よりも少なく感じるが、その分日本の代表的なキノコの特徴について詳しく、わかりやすく記載されている。
写真も豊富で、基本的に1つのキノコに対して、全体像、カサの裏(管孔)、柄の中身、の3種類が掲載されている。
また、特に代表的なキノコについては、見開きを使って通常よりも詳しい写真を乗せている。
個人的には同定が難しく誤食がよく起きる「ツキヨダケ」や、「ウラベニホテイシメジ」について見開きになっていたことを評価したい。
もちろん、本格的な図鑑のほうが載っている情報量も多いであろうが、そのような図鑑は通常大きく、フィールドワークにおいてキノコの同定を行うことには適さない。
ポケット図鑑である本書は、片手に持ちながらキノコと見比べることができ、そういった意味でフィールドワークにおいて真価を発揮すると言える。
また、キノコの取り方や調理方法、キノコ狩りの心得なども載っているため、私は本書を、これからキノコと関わろうとしている初心者の方々にお勧めしたい。
おいしく食べる 山菜・野草
今回は、『おいしく食べる 山菜・野草』について改めて紹介したいと思う。
おいしく食べる山菜・野草―採り方・食べ方・効能がわかる (別冊家庭画報) | |
高野 昭人 世界文化社 2006-03 by G-Tools |
目次
第1章 早春の山菜・野草
第2章 春の山菜・野草
第3章 夏の山菜・野草
第4章 秋の山菜・野草
第5章 薬草として山菜・野草を味わう
最後 索引
本書には、「食べられる山菜・野草」というテーマに基づいて選ばれた109種類もの山菜・野草が掲載されている。
通常の図鑑との違いは、各記事が「食」ということに重点を置いて書かれているということだ。
しかし、ただ各山菜・野草の調理法を列挙しているだけではなく、図鑑としての山菜・野草の最低限の知識、採取方法、下ごしらえの方法、調理方法が紹介されており、一から山菜・野草を使った料理を作りたい、という方の強い味方となっている。
また、写真も大変豊富であり、植物が自然に生えている姿はもちろんのこと、調理中の写真や、調理後の写真なども掲載されている。
私がこの本で特に評価したいのは本書の最後の方に書かれている、山菜採取の基礎知識についてである。
都会の人間が山菜・野草の採取をしようと思っても、どのような準備が必要なのか、どうやって採取すれば良いのか、といったことは分からない。
また、山菜採りにもマナーがあり、知識を身に付けずに行けば、知らず知らずのうちにそれを破ることにもなりかねない。
そういったところにまで気を配らせた記事が載っている本書は、これから山菜・野草を採りたいという方に非常におすすめできる。
もちろん、サバイバル生活の中では、野草は昆虫と並ぶ重要な食料であるため、食べられる物、食べられないものを見分けることは非常に重要である。
本書には毒草についても書かれているため、サバイバルにいざ往かん!といった方々もこの本を持って行くとたいへん役に立つであろう。
低体温症への処置
今回は低体温症に対する処置を紹介したいと思う。
低体温症(ハイポサミア)とは、環境温度が体温よりも低いところで活動したり、何らかの要因で体調を崩したりして外気温に順応できず、奪われる熱量が体内で作られる熱量を上回った場合に起きる症状をいう。
(藤原尚雄+羽根田治 著『レスキュー・ハンドブック』山と渓谷社 より)
レスキュー・ハンドブック | |
藤原 尚雄 羽根田 治 山と溪谷社 2002-04-01 by G-Tools |
この症状が出始めたとき、体の外側だけでなく内側の温度も低くなっている。
症状には①軽度②中度③重度の3つに分けられており、重度の致死率はかなり高い。
軽度の症状としては、唇が青くなる、体の震え、頻尿、思考錯乱、ろれつが回らなくなる、元気がなくなるなどがある。
この症状が出たときに休憩をとり、暖をとり、食料や水分をとればそれ以上の悪化を防ぐことができる。
逆に、活動を続ければ、症状は急速に中度・重度へ進行し、取り返しの付かないことになる。
簡単に防ぐことができるものであるため、予防に気をつけたい。
対処方法
いずれのレベルの低体温症でも、我々にできることは限られている。
基本的には、「保温」と「安静」である。
具体的には、濡れている着衣を脱がし、新たな衣服、毛布、レスキューシートなどで覆ってやることでそれ以上の体温の発散を防ぐ。さらに、カロリーが高く吸収率のいい、チョコレートやホットミルクなどの温かい飲み物を与え、熱代謝を促す。
本人が望んでも、喫煙や飲酒をさせてはいけない。
一時は体があったまるような感覚になるが、その後さらなる体温の定価をもたらすからだ。
症状のレベルが中度・重度の場合には上の処置だけでは回復しない。
上の処置を行った上で速やかに医療施設に運ぶことが重要である。
なお、ベア・グリルスがよくやっていたのが腕立て伏せである。
冷たい水に使ったらとにかく腕立て伏せ。
SAS時代、寒いと言ったら上官に腕立て伏せ200回を命じられたそうだ。
しかし、この行動は一般人にはオススメできない。
低体温症の場合、運動をすることにより手足の末端の特に冷えている血液が心臓へと流入し、心臓発作を起こす恐れがあるからだ。
同様に、手足のマッサージもやめた方がいい。
腕立て伏せはベアだからこそできる芸当である。
真似しないように気をつけたい。
amazonから届いたもの
その①
アウトドア・ナイフを使いこなす (OUTDOOR HANDBOOK) | |
信太 一高 地球丸 1997-05 by G-Tools |
その②
VICTORINOX(ビクトリノックス) デュアル・ナイフシャープナー 4.3323 【日本正規品】 | |
VICTORINOX(ビクトリノックス) 売り上げランキング : 240 by G-Tools |
その③
ザバスエナジーアップタブ 150粒 | |
明治製菓 売り上げランキング : 724 by G-Tools |
その④
「ゲテ食」大全 (DATAHOUSE BOOK) | |
北寺尾 ゲンコツ堂 データハウス 2005-11 by G-Tools |
メインの注文はその④の『ゲテ食大全』。
読んだらまた改めて紹介するよ。
今までの昆虫食の本よりも下処理や捌き方、味や調理方法について詳しく載ってるよ!
今から読むのが楽しみ。
パラパラって読んでて、ヒキガエルの項目に個人的に面白かった文章があったよ。
「このブフォトキシンは、成長したカエルだけでなく、オタマジャクシや卵の中にも、すでに含まれているらしいが、微量であるからか、食味の点では、特に苦味を感じるでもなく、問題はない。参考までに書いておくと、筆者は、紹介したデザート類を食した一時間後に嘔吐、三時間後には激しい下痢に見舞われたが、四時間後には、普通に食事をしているし、後遺症も現れていないので、少量を口から摂取したくらいでは、命に別状はないと思われる。」
※ブフォトキシンはヒキガエルが分泌する苦味の強い刺激性の毒素。
筆者体張り過ぎじゃない?
でもこういう記事のほうが説得力があるよね。
実際にやった人が書いた文章はそれだけで信頼できる。
僕も早くこのブログに説得力を持たせたいな。
サバイバルで利用するナイフについて
ベア・グリルスに憧れてアウトドア・サバイバルに挑戦しようと思った人が一番最初に興味をもつのがサバイバルナイフについてではないだろうか。
サバイバルナイフとは、軍事行動中において遭難などで他の装備を失った場合、それのみで生存を計る(→サバイバル)目的で設計された、大型のシースナイフのこと。(Wikipediaより)
当然のことながらこのサバイバルナイフの用途には、食料を捌く、木を切る・削る、敵兵と戦闘するなど、様々のことが想定されており、ナイフも大型となっている。
しかし、日本に住む我々は敵との戦闘を想定する必要がなく、そこまで大型のナイフを持ち歩く必要はない(もちろん、サバイバルを行う日数や規模にもよるが)。
そのため、サバイバルに持っていくナイフは必ずしもサバイバル用に設計されたものでなくても大丈夫である。
以前記事に書いたのだが、私が地元で登山用ナイフを求めて金物屋を訪ねたとき、店のおばさんがらナイフによる犯罪の話を聞いた。
ナイフを購入しようとしている人はまず、ナイフの規制を行なっている銃刀法について学習するべきであろう。
銃刀法 第22条
「「業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。」
但し書きによって次の刃物は8cm以下の携帯が認められる。
1. 刃体の先端部が著しく鋭く、かつ、刃が鋭利なもの以外のはさみ
2. 折りたたみ式のナイフであって、刃体の幅が1.5センチメートルを、刃体の厚みが0.25センチメートルをそれぞれ超えず、かつ、開刃した刃体をさやに固定させる装置を有しないもの
3. 法第22条の内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが8センチメートル以下のくだものナイフであって、刃体の厚みが0.15センチメートルをこえず、かつ、刃体の先端部が丸みを帯びているもの
4. 法第22条の内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが7センチメートル以下の切出しであって、刃体の幅が2センチメートルを、刃体の厚みが0.2センチメートルをそれぞれ超えないもの
我々が行おうとしている行為はあくまでも「キャンプ」という正当な理由の範疇であるため、テント等と一緒に携帯していれば大丈夫であろう(但し、刃渡り5.5cm以上のダガーは単純所持も禁止)。
かといって、街中でテントを担いで腰にシースナイフをつけて歩く、という行為に正当性があるわけではないが。
我々が注意すべきことは、不用意にナイフを持ち出さない、ということだ。
ナイフを買ってすぐの時期は、そのかっこ良さに惹かれ、肌身離さず持っていたいと思うかもしれない。
ナイフに愛着が湧いてくれば、一時もナイフと離れたくないと思うかもしれない。
しかし、世間から見れば未だナイフは悪者である。
一般の人間がナイフを見れば、決していい印象は持たないであろう。
本当に必要なときにだけ持ち歩き、いざという時に出す。
誘惑に負けず、法律、マナーを守ってこそのアウトドア・サバイバルである。
しかし、人間社会において己の身一つで戦っている我々が、自然の前ではナイフを持たなければ太刀打ち出来ないというのも、自然の大きさを感じさせる話ではある。
今回は教訓めいた話となってしまったが、次回からナイフの種類、選び方についての話をしていこうと思う。
シースナイフ
ナイフの種類
ナイフには大きく分けてフィックスドブレードナイフとフォールディングナイフがある。
今回はフィックスドブレードナイフについて話そうと思う。
フィックスドブレードナイフとは、刃(ブレード)の部分が柄(ハンドル)部分に固定されており、通常革製の入れ物(シース)に入れて持ち歩くため、シースナイフとも呼ばれる。
シースナイフは、腰につけておけば片手ですぐに抜くことができ、また頑丈さに定評があるためアウトドア向きのナイフといえる。
また、使用後も比較的手入れが簡単で、寒冷地でも問題なく使えることが強みである(次回紹介するフォールディングナイフは手入れを怠たると寒冷地で使えなくなる虞がある)。
シースナイフには、ハンティングナイフ、サバイバルナイフ、ダイバーナイフ、ブッシュナイフなどの種類があるが、用途による作りの微妙な差異からの分類である。
シースナイフを選ぶ際に気をつけるべきこととして、ブレードとハンドルの取り付けられ方が挙げられる。
紛れもなくナイフである。
図の水色の部分はナイフのブレードの延長を表している。
上のように、金属板とハンドルが一体となった取り付け方がなされているナイフはシースナイフの中でも特に頑丈な作りとなっているが、反面、非常に重量がある。
一方、下のようなナイフは金属板が少なくなってる分軽くなっているが、その分上よりは耐久性に劣る。
もちろん、この他の取り付け方がなされているナイフもあるが、基本的には丈夫さと重さの比較衡量をしてどのようなナイフを選ぶのか決めるのが良いだろう。
また、ハンドル部の作りも重要である。
またもや紛れもなくナイフである。
上のナイフに比べて、下のナイフは手が滑りにくい構造になっている。濡れ手でナイフを扱うときに滑らないようにする必要がある場合、下のナイフのほうが有用であると言える。
また、手の滑りを防ぐ構造として、キリオン(下側の出っ張った部分)も重要である。
獲物を解体するときなど、細かい作業を血に濡れた手でするときは、キリオンが我々の手を刃から守ってくれるであろう。
刃の形状によってもナイフの選び方は変わってくる。
が、この話はフォールディングナイフの説明を終えた後に行いたいと思う。
結局のところ、サバイバルの場所によっても持っていくナイフは異なる。
ナイフ初心者はまず安いナイフを購入し、それからだんだんと自分のスタイルにあったナイフへと替えていくのがいいのであろう。
もちろん、ナイフがきたら家で練習する。
鉛筆をナイフで削るのもいいし、落ちている枝や竹から箸を作ってもいい。
本番で傷を作れば破傷風の虞もある。
サバイバルに行く前に、自分の手足のように扱えるよう、準備をしておこう。
危険生物への対処 〜ヘビ・ヒル〜
アウトドアといえば何を思い浮かべるだろう。
アウトドアと一口にいっても、釣り、キャンプ、スキー、ラフティング、登山などなど様々な種類がある。
このブログを読んでくださっている奇異な方々は恐らく、サバイバルを想像するのではないだろうか。
人間は屋内では無類の強さを誇る。
家の中に入れば害虫類や獣、暑さや寒さ、雨風や雪などから身を守ることができ、余程のことがない限り家の中で襲われる、ということはない。
しかし、一歩外に出れば何があるか分からない。
ニホンザルや鹿、最近話題になったクマなどは、餌を求めて山を下りてくることも珍しくなくなった。
家の外に出たらクマが立っていた、なんて童謡のような出来事もありえない話ではない。
サバイバルのために山や川、高原などへ行くときは更にそういった生物との接触の機会が増える。
対策をうてそうなものは、事前に準備しておくことも重要なのである。
山林や湿地、湿った草原などで活動する際はヒルに用心する必要がある。ヒルは人間の呼気に反応し、柔らかい皮膚を狙って吸血をする。
特に痛みは感じないため、気づかないことも多いが、放っておくと傷口から病気に感染する虞がある。
まだ噛み付かれていないときは払い落とせばいいが、噛み付かれているときは無理に払い落とすと顎だけが残ってしまう可能性がある。
これも病気に感染する原因となりうるため、望ましくない。
よく聞くと言われているのがタバコ。
火をつけたタバコを近づけてもよいし、タバコの葉を濡らして絞った汁によっても撃退することができる。
また、塩も有効なようだ。
予防としては、ヒルがいそうな場所へ行くときは長袖、長ズボンを着用するということが挙げられる。
まぁ、裾の隙間から入ってくることもあるようなので、そういった場所を歩くときはヒルが付いていないかこまめに確認することも大切だ。
ヘビ
サバイバルにおけるヘビは重要なタンパク源であり、基本的には毒蛇でも頭を落とすことで食べることができる。
切り落とした頭を地面に埋めることは、ベア・グリルスとの約束としておなじみである(地面の上に放っておくと、他の人が誤って毒牙に触れてしまうかもしれないため)。
蛇の捌き方はそのうち当ブログに載せたいと思っている。
しかし、必ずしもこちらが優位にたっている状況で出会うとは限らない。
南の方に生息しているハブなどは木の上に潜んでいることがあるし、草の深いところでは蛇に気づかずに踏んづけてしまうことがあるかもしれない。
もしも毒蛇に噛まれたら、体内の毒を減らすために大量の水で洗ってやる。
よく、口で毒を吸い出すという行為をテレビ番組などで見かけるが、やめた方がいい。
口の中の傷から毒が回ることもあるからだ。
吸い出すなら、ポイズンリムーバーで。
傷口を洗ったら、次は毒が回る速度を落とすために静脈を圧迫してやる。
あまりに強く圧迫すると組織を破壊してしまう虞があるため、二、三分感覚で圧迫を緩めてやると良い。
毒の量が少量になり、回る速度がゆっくりになれば、毒を吸収した体内への影響を最小限に抑えることができる。
毒のない蛇に噛まれた場合は、傷口からの破傷風に気をつける程度であるが、毒蛇であるハブやヤマカガシに噛まれたときは、場合によっては抗毒血清を医療機関で打ってもらう必要がある。
ヘビは我々が思っているほど攻撃的でなく、ずっとおとなしい性格をしている(ハブは好戦的であるため注意)。
こちらがちょっかいをかけなければ、噛まれる危険もずっと減る。
沖縄などでは、ハブに噛まれたときのことを考えて、ダボッとしたズボンが好んで履かれるという話を聞いたことがある。
ヘビに対しても長袖長ズボンは多少有効ではないかと思う。
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豊田市自然観察の森 1/15(土)
お久しぶりの更新。
別に忙しかったわけではなく、単に何も出来事がなかっただけ(´・ω・`)
それでもアウトドアへの欲求は収まらないから、多少は外に遊びに行ってるけどさ。
今日の話もそんな遊びの一つ。
本格的な活動ではないね。
以前も行った豊田市自然観察の森のガイドウォークに参加。
色々勉強してきたよ。
豊田市自然観察の森には多くの生き物が生息している。
レッドリストに載ってるような昆虫や植物もいくつか保護しているのかな?
そういう生き物と生で触れ合える(別に動物に触れるわけじゃないけど)ってのは、今の僕にはかなりいい刺激になる。
今回のガイドウォークのテーマは「新芽」。
ルーペ片手にいろんな植物の新芽を観察してきたよ。
この日の参加者は僕を含めて2人。
そしてガイドさんが2人の、合計4人。
でも僕以外の3人はすっごく自然について詳しくて、僕に色々教える会みたいになってたなぁ(`・ω・´)
いい経験だった!
ということで、この日学んだことをノートに取ってきたから、前みたいに列挙してみるよ。
・ジャノヒゲの青くて綺麗な実と、その中に入っている真珠みたいなもの
・テイカカズラの種
・アカメガシワの新芽
・ネズの実はジンの風味
・オオバヤシャブシの種
・クリの木の新芽はクリに似ている
・サンショウはトゲが対になっているが、イヌザンショウのトゲは互い違いになっている。
・シダ植物の見分け方(コシダ、シシガシラ、リョウメンシダ、ウラジロ)
・ゴンズイ
・ツブラジイやマテバシイのどんぐりはすぐ食べられる(シイのどんぐりは生でも食べられる)
・サカキの新芽はなぎなたに似ている。
・三枚葉のタカノツメ。
・タカノツメは揉むと甘い匂いがする。
・碁盤の足はクチナシの実の形(口を出さない→口なし→クチナシ)
・ヘクソカズラの実の臭い。
・ルリビタキの雄はきれい。
2時間のガイドウォークで楽しくこんなことが学べるなんて素晴らしいと思うよ。
欲を言えば僕が最近すきなのは「雑草」というジャンルなので、そっちも解説して欲しかったかな?
でも豊田市自然観察の森まで来て雑草の観察するって変だよね。
雑草ならそこらの公園に生えてるもんね。
豊田市自然観察の森 1/23(日)
明けましておめでとうございます。
前回の日記を上げ終わったときに新年初日記だということに気づきました。
今年は積極的に活動していきますので、よろしくお願いします。
さて、前の記事と連続で「豊田市自然観察の森」。
最近ハマっているのです。
前回はガイドさん含め4人の参加者でしたが、今回は日曜日ということもあり、子供連れのご夫婦などもいました。
この日のイベントのテーマは「つる植物や冬の昆虫、鳥の巣について」。
2時間半もの間、これらのことについて充実した解説をしていただけました。
この日の参加者の中に、小さな虫博士がいました。
小学3年生って言ってたかな?
話す機会はなかったけど、大人顔負けの知識量。
どんな昆虫を見てもパッと名前が出てきちゃうのがすごい。
本当に昆虫が好きなんだろうなってのが伝わってきました。
さて今日も覚えてきたことを列挙していきます。
・ジャノヒゲ、ヒメヤブラン、ヤブコウジ、クチナシの実
・つる植物が木に登る方法
①吸盤型(ツタ)
②付着根型(テイカカズラ)
③まきつき型(テイカカズラ)
④巻きひげ型(カラスウリ)
⑤トゲ型(ノバラ)
・蔓植物であるフジの木の重さは軽い(断面を見てみると細かい穴がある)
・フジの年輪の数え方
・オオゴキブリ、スズメバチ(女王)の越冬
・キビタキ、ハシブトガラス、オオルリ、ウグイス、ホオジロ、メジロの巣
・ミズギボウシはアオジがよく食べる
・ヒメカマキリ、コカマキリ、オオカマキリ、ハラビロカマキリの卵
・カワセミの穴掘り
・もぐらの穴
・カブトムシの幼虫(モグラに食べられたのか、探しても見つかりませんでした)
今回は子供たちも多かったからか、今までよりも「体験」を多く取り入れたイベントでした。
童心に戻って楽しめるのも豊田市自然観察の森ならではですね。
参加者の中で独りで来てるのは僕だけでした。
仲の良いご夫婦を見ていると、僕も早く彼女を作って一緒にこの森へ来たいなぁ、なんて考えてしまいます。
今年は僕にとってどんな年になるのでしょう。
今年の終わりには二人でイベントに参加できたらいいですね(´・ω・`)
豊田市自然観察の森 1/30(日)
本日も朝から豊田市自然観察の森にてイベントに参加してきました。
朝方少し雪が降ったようで、原付によって移動する僕にとって辛い寒さとなりました。
さて、今日の観察会のテーマは『虫の冬越し観察会』です。
虫がどうのように越冬しているのかを、朽木や土を崩しながら観察してきました。
本日は日曜日で、更にテーマが昆虫ということで、いつもより子供たちが多く参加していると感じました。
また、本日のイベントを撮影するためにケーブルTVのカメラマンの方が来ていました。
子供たちを写しにきたとは分かっていても、カメラがあるとすこし緊張しますね(´・ω・`)
取材した内容は、2/1(火)ひまわりネットワーク『とよたNOW』で紹介されるようです。
もしも放送されたニュースに、独りぼっちで虫を観察する20代前半の男が出てきたら、それは僕です。
温かい目で見守ってあげてください。
前回の記事で書いたように今回はデジカメを持っての参加です。
勉強してきたことを写真と共に紹介したいと思います。
雪が少し残っています。
ヒメカマキリは基本的に樹上で生活するそうです。
僕達が普段よく見る小さいカマキリはコカマキリなんでしょうか。
・オオカマキリの卵
やはりコカマキリ、ヒメカマキリ、ハラビロカマキリと比べるとかなり大きな卵です。
・看板の裏で越冬するヨコヅナサシガメ
ヨコヅナサシガメは普段樹皮の隙間などで越冬するそうですが、こんなとこにもいるんですね。
下の写真についてですが、撮影したときは奥のクモの存在に気が付きませんでした。
虫の中には本当に隠れるのが上手なものがいます。
・朽木の中で越冬するコアシダカグモ
手足をぎゅっと縮めて寒さに耐えています。
手で触ってもわずかにしか動きませんでした。
絶滅危惧種の大ゴキブリです。
朽木の中で越冬していました。
オオゴキブリは自然の中に生息するもので、家庭の台所などでは見られない昆虫です。
僕は台所のゴキブリは触れませんでしたが、このゴキブリに関しては抵抗なく触れました。
・朽木の中で越冬するクワガタムシの幼虫
子どもに大人気、クワガタムシの幼虫です。
ある意味今日の主役です。
本当にみんなが探していたのはカブトムシの幼虫でしたが、モグラに食べられたのか本日は見ることができませんでした。
そこで代わりに朽木の中のクワガタを探すことにしたわけです。
クワガタの幼虫のおしりは人間と同じように縦に割れるそうです。
一方カブトムシの幼虫は横に割れるんだとか。
住む場所もサイズも違うためぱっと見て分かるものですが、こんな見分け方もあるんですね。
はっきりと巣の形が分かります。
シロアリは蟻の仲間ではなくゴキブリの仲間なんですね。
さすがに人目もあり摘まんでそのまま口へ、ということはしませんでしたが、一度食べてみたい昆虫のひとつです。
思ったよりも小さな幼虫でした。
生まれたばかりなのかな?
カミキリムシの幼虫は、幼虫の中でもかなり美味しい部類に入るそうです。
これも食べてみたかった。
体は松脂のようにベトベトしているそうです。
先週はこの穴の中にスズメバチの女王蜂が越冬していました。
カマドウマは雑食だそうなので、スズメバチは食べられてしまったのでしょうか。
ちなみにこの穴自体はカワセミが掘ったのではないか、という話でした。
・マイマイガの卵
この土みたいなものは、マイマイガの羽に包まれたマイマイガの卵です。
マイマイガは毒蛾ですが、毒のある羽を卵にくっつけることで卵を守っているそうです。
でもどうしてもお腹が空いた鳥なんかには食べられてしまうみたいです。
オサムシですね。
オサムシには羽がなく、飛ぶことができません。
したがって川を渡ることができないため、各地方のオサムシはご当地の特徴が色濃く出るそうです。
以前マイマイカブリでも同じような話を聞いた気がします。
今回はかなり寒かったですが、時間を忘れて楽しむことができました。
ただ、観察に飽きた子供たちが生きている木の枝を折ってしまったり、ガイドさんの言う事を聞かなかったりという場面も見られました。
親御さんはせっかく自然の素晴らしさを子供に教えようと森に来ているのだから、こどものそういった行動を諌め、自然を大切にするよう教えないといけないと感じました。
きのこ狩り
約1年半ぶりの更新となります。
2011年5月から就職活動を行い、2012年度から新入社員として働いています。
社会人、なかなか大変なものですね。
忙しさはもちろんですが、理不尽さや自分への苛立ちなど今まであまり経験していないことが多く、めげそうになります。
そんなとき支えてくれるのは、やっぱり自然ですよね。
しばらく自然から離れており、もう自然と戯れる時間もないのかなと思っていたのですが、本屋で1冊の本と出会ったことにより、また自然熱が再燃してきました。
それが、これ。
『おいしいきのこ 毒きのこ』大作晃一、吹春俊光 著 主婦の友社
この図鑑は可食きのこと毒きのこに焦点を当てて紹介しており、載っているきのこは200種と少なめですが、きのこ初心者にはとっつきやすいと思います。
写真が大きく、カサ、ヒダ、柄、肉それぞれの特徴がわかりやすいものとなっているため、読んでいるとこの本片手にきのこ狩りに行きたくなります。
本の前半は可食きのこの紹介、後半は毒きのこの紹介となっており、更にその後ろにはきのこ料理のレシピやきのこについてのコラムなどが載っています。読み物としても大変面白いと思います。
この本の中で私がおすすめするのはズバリ、毒キノコのページです。
毒きのこの特徴だけでなく、毒の種類、症状なども載っており、毒きのこフェチの方々にも満足していただけると思います。
また、特にベニテングダケやドクツルタケの写真は大変美しく撮れており、撮影者の毒きのこへの愛が伝わってくるようでした。これは勝手な妄想ですが。
そんなこんなで、いつかこの本片手に自然観察の森を歩きたいものです。
雨が降った2〜3日後がきのこと出会うチャンスだということで、タイミングを見計らっていきたいと思います。
余談ですが、毒きのこの話を友人にしたところ、このようなサイトがあるのを教えていただきました。
見てほっこりしました。全体的に特徴を捉えていてすごいなと思います。特にドクササコなんかは感心しました。
とりあえず僕はドクツルタケちゃんを貰って行きたいと思います。はい。